タイの定番トムヤムクンのレシピ
レモングラスとガランガルの香りに唐辛子の辛みが炸裂する、タイを代表するスープ。えびの旨みを活かした本格トムヤムクンを自宅で作るレシピです。
材料
- 有頭エビ 8尾
- マッシュルームまたはエリンギ 100g
- レモングラス 2本
- ガランガル 3〜4枚
- カフィアライムリーフ 4枚
- プリッキーヌ(タイの青唐辛子) 3〜5本
- ナンプラー 大さじ2
- ライム果汁 大さじ2
- ナムプリックパオ(ローストチリペースト) 大さじ1
- 水 500ml
- パクチー 適量
トムヤムクン(tom yum goong)は、タイを代表するエビ入りの酸辛スープです。レモングラス・カフィアライムリーフ・ガランガルの三大ハーブが生み出す複雑な香りと、ナンプラー・ライム・チリの鋭い辛酸っぱさが一体となった、世界三大スープのひとつにも数えられる一皿。バンコクの高級レストランから路地裏の食堂まで、タイ人が日常的にごはんと一緒に食べるソウルフードです。ハーブさえ揃えれば自宅でも本場の風味を再現できる、本格レシピをご紹介します。
トムヤムクンの作り方
◎エビの下準備
エビは殻をむいて背わたを取る。殻は捨てずにとっておく。(殻からだしを取ることでスープの深みが増す)
◎スープのベースを作る
鍋に水を入れ、エビの殻・レモングラス(叩いて3cm幅)・ガランガル(薄切り)・カフィアライムリーフ(手でちぎる)を加えて中火にかける。沸騰したら弱火で10分煮出し、殻を取り除く。
◎エビとキノコを煮る
スープを中火に戻し、マッシュルームまたはエリンギを加える。エビを入れて色が変わるまで2〜3分煮る。(エビは煮すぎると硬くなるため手早く仕上げる)
◎味を整える
ナンプラーで塩気を、ライム果汁で酸味を加えて味を整える。プリッキーヌ(タイの青唐辛子)を加えて辛さを調整する。仕上げにナムプリックパオ(ローストチリペースト)を溶かし入れ、コクを出す。
◎盛り付け

器に注ぎ、パクチーをたっぷりのせてライムを添えて完成。スープだけで食べてもよし、ごはんにかけるタイスタイルもおすすめ。
料理の歴史と背景
トムヤムクンの「トムヤム」はタイ語で「煮る(tom)」と「混ぜる・和える(yam)」を意味し、「クン」がエビを指します。その起源はタイ中部の宮廷料理にさかのぼるとも言われており、タイの豊かなハーブ文化と川・海の幸が組み合わさって生まれた料理です。
20世紀後半にタイが観光立国として発展するとともに世界に広まり、フランスのブイヤベース、中国の火鍋と並んで「世界三大スープ」と称されるようになりました。国内では地域によってスタイルが異なり、バンコク周辺ではナムプリックパオを加えた濃厚な「トムヤムクン・ナムコン」が主流で、北部や東北部ではより澄んだ「トムヤムクン・ナムサイ」が好まれます。どちらも三大ハーブの香りが命であり、乾燥ハーブではなく生のハーブを使うことが本場の味に近づく最大のポイントです。
このレシピは役に立ちましたか?サイトの継続運営への応援をお待ちしています。